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【BMW初ミニバン】2シリーズグランツアラー1000km長距離試乗 世界一楽しいミニバン!


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BMW」と聞いてイメージするのはなんでしょうか。

多くの車好きであれば、スポーティーな走りを想像するでしょう。

私もその一人です。

BMWは十数年前までは、直6を頑固に使い続けており、またこの車が出るまではFRしか作った事がない。そんな老舗のプライドをもったメーカーでした。

初めて登場したBMWのFF、そして7人乗りのミニバンであるという、スポーティーとは真逆な車で、多くの車好きはこの車が登場した時にBMWに失望した人が多かったのも事実だと思います。実際自分も少し残念に思いました。


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前置きが長くなりましたが、実際に乗ってみてどうなのか。

BMWは3シリーズに乗ったことがありますが、インテリアはそれにとても近く、それでいて車高が上がっているため、視界はとても広く開放的で3シリーズよりも運転は楽だという印象を受けました。


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走りについてもBMW特有の固さ感が3シリーズに似ていますが、FFでフロントが重いため、フロントサスが固められており、ロールをほとんどしないため、FRのような軽快なハンドリングがあります。それでいてリアサスをソフトにしているため、不快ではなく、またミニバンボディによる剛性不足を補っている感じ。

7人乗りミニバンとは思えない軽快さでドライバーの意のままに走ってくれます。

1000kmの道中の9割を東北道で過ごしましたが、走りの唯一の弱点が大きめのジョイントを通過するときで、前輪が乗り越えた衝撃が結構そのまま直に来る感じで、内臓が揺すられ多少不快に感じました。ただ、ボディがとてもしっかりしているので、直ぐに揺れは収まります。


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最終的に1000キロ走ってどうだったのかというと、120キロぐらいで巡航するのがとても楽で、帰りは仙台宮城ICから佐野SAまでノンストップで走ることが出来ました。

初めて見たときはカッコ悪いと思っていたデザインも、今見たらカッコいいと思えるデザインで、見るたびにどんどん惚れていくような素晴らしいデザインだと思います。
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本当はミニバンに乗りたくないけど、家族のためなら仕方なくミニバンを買うことになってしまうパパも多いでしょう。そんなオトーサンでも、この車なら納得できるんじゃないでしょうか、そんな一台に仕上がっていました。

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